高取城址(2011-11)



奈良県 高取町にある城址です。
標高583mの高取山山頂に築かれています。
1322年築城された国内最大規模の山城で、日本三大山城の一つになっています。
また、日本100名城にも選ばれています。


古くから重要な拠点だったらしく、
一国一城令の際も免除になる程いつの世でも守りの要だったようです。
そのおかげで現在にまで石垣などが残っています。

残念ながら天守閣などの建物は現存していませんが、
観光協会のHPで当時の様子を再現したCGが公開されています。


山頂にあるとだけあって自然に囲まれた城です。
四季を通していろいろな顔を見せてくれます。
石垣しか残っていませんが、それがかえって木々を引き立てています。
壮大で威厳のある天守閣を持つ城を見るのも良いですが、
落ち着いた雰囲気の中に佇む苔むした石垣を眺めるのも良いものです。


行き方ですが、橿原市内から国道169号線を南下して、高取町内で県道119号線(清水谷交差点)に入ります。
壺坂寺を通り過ぎると県道269号線との交わりますが、そのまま上って行きます。
一番奥(行き止まり)が最も城に近い駐車ポイントですが、3・4台しか停める事が出来ません。
満車の場合は、少し戻った所のカーブ周辺が広くなっているので、そこに路駐します。
車から10分程上ると入口に着きます。城内は結構広いです。

電車では、近鉄吉野線 壺阪山駅から徒歩120分かかります。
壺坂山駅からバスで壺坂寺まで行くと徒歩50分だそうです。
観光協会のHPに地図があるので参考にして下さい。

山城という事もあり山道や足元が危険な所が多々あります。
車で行くにしてもそれなりの靴がおススメです。










アップしたものです。












一番綺麗な色付いた木です。


















美しい石垣が紅葉ととても合っていました。


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